テニスの歴史:貴族の遊びから世界的スポーツへ
こんにちは!今回は、「テニス」の歴史について少し深掘りしてみたいと思います。ラケットを振るたびに感じるあの爽快感、一体どこから始まったのでしょうか?
テニスの起源は中世ヨーロッパ?
テニスのルーツはなんと12世紀のフランスにさかのぼります。当時は「ジュ・ド・ポーム(Jeu de Paume)」と呼ばれ、手のひらでボールを打ち合うゲームでした。ラケットはまだなく、貴族たちの間で楽しまれていた、いわば室内スポーツです。
ラケットの登場と「リアルテニス」
16世紀になると、ようやくラケットが使われるようになります。この頃には「リアルテニス(Real Tennis)」という形に進化し、イギリスやフランスで人気を集めました。あのヘンリー8世も大のテニス好きだったことで知られています。
現代テニスの誕生
現在のような屋外の芝生でプレーされる「ローンテニス」が生まれたのは19世紀のイギリス。1873年にウォルター・ウィングフィールド大佐が考案した「スフェリスティケ」というゲームが、現代テニスの原型です。
ウィンブルドンの始まり
世界最古のテニストーナメント「ウィンブルドン選手権」は、1877年に第1回大会が開催されました。以来、毎年夏になるとテニスファンの注目が集まる一大イベントに。白いウェアや芝のコートなど、伝統が今でも大切にされています。
テニスは世界のスポーツへ
20世紀以降、テニスは急速にグローバル化。全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の「4大大会(グランドスラム)」は、今や世界中のトップ選手たちの夢の舞台となっています。
まとめ
テニスは、手で打つシンプルな遊びから始まり、技術やルールが整備されて今のスタイルへと進化してきました。歴史を知ると、今までとテニスの見方が変わってきますよね!
次回テニスをするときは、そんな背景にも思いを馳せながらプレーしてみてはいかがでしょうか?
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