フィス、ティエン、フォンセカ、メンシーク、ルーネ──次世代を支配するのはこの顔ぶれだ!
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はじめに
男子テニス界は今、まさに世代交代の真っ只中。
ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、マレーの“ビッグ4”時代が終わり、アルカラスやシナーが新たな主役として台頭する中、さらにその後を追う若き才能たちが続々と現れています。
この記事では、今注目すべき次世代スター候補5人──アルチュール・フィス、ブレンダン・ティエン、ジョアン・フォンセカ、ヤクブ・メンシーク、そしてホルガー・ルーネ──を、彼らの特徴や実績とともに紹介していきます。
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アルチュール・フィス(Arthur Fils)

• 国籍:フランス
• 生年:2004年(現在 21歳)
• プレースタイル:スピード&展開力、バランスの良さが武器
なぜ注目?
フランステニス界の次期エース候補。爆発力よりも安定性とクレバーなショットセレクションが光るプレーヤーで、クレーでもハードでも高い勝率を誇る。2023年にはATP初優勝も果たし、フランス国内では「第二のツォンガ」と期待されている。
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ブレンダン・ティエン(Brendan Tien)

• 国籍:アメリカ
• 生年:2005年(現在 20歳)
• プレースタイル:左利きの技巧派、リターン力とテンポ変化が特徴
なぜ注目?
アメリカの若手の中でも特に頭脳派タイプ。攻撃に偏らず、守備と配球で相手を崩す「老獪さ」を持つ。アルカラスやルーネほどの派手さはないが、将来的にグランドスラムで堅実に勝ち上がるタイプとして注目されている。
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ジョアン・フォンセカ(João Fonseca)

• 国籍:ブラジル
• 生年:2006年(現在 19歳)
• プレースタイル:ビッグサーブ&豪快なフォア、攻撃的なベースライナー
なぜ注目?
“ブラジルのアルカラス”と呼ばれることもある19歳。2023年の全米ジュニアを制し、翌年のATP500リオではトップ100選手を破る快挙を達成。ラテンの熱と若さを爆発させるプレーで、観客の心を掴む選手だ。
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ヤクブ・メンシーク(Jakub Mensik)

• 国籍:チェコ
• 生年:2005年(現在 20歳)
• プレースタイル:長身(196cm)からの強打とサーブで押すパワーヒッター
なぜ注目?
チェコの大型若手。体格を生かしたビッグサーブ&ビッグフォアが魅力で、特にインドアコートや高速サーフェスで強さを発揮する。2024年にはATPツアーで準優勝も果たし、ランキングも急上昇中。
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ホルガー・ルーネ(Holger Rune)

• 国籍:デンマーク
• 生年:2003年(現在 21歳)
• プレースタイル:攻撃的なベースラインプレー+メンタルの強さ
なぜ注目?
すでにツアーでの実績は十分。ティーンエイジャーのうちにマスターズ優勝、ジョコビッチやチチパスといったトップ選手を破るなど勝負強さは折り紙付き。時折見せる強気な態度も彼の個性の一部であり、熱狂的なファンを生んでいる。
終わりに:テニス新時代の“顔”たちを見逃すな!
アルカラスやシナーが台頭したように、次の時代の主役が着実に育ってきています。今回紹介した5人の中から、数年後のグランドスラムチャンピオンが出る可能性は極めて高いです。
彼らのキャリアを今のうちから追っておくことで、テニス観戦が何倍も楽しくなること間違いなし。推し選手を見つけて、成長を見守っていきましょう!
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